信号機のない横断歩道を渡っていた時に車と接触して怪我をした

信号機のない横断歩道を渡っていた時に車と接触して怪我をした

信号機がない横断歩道を渡っているときに起こった事故

朝、出勤する際に駅に向かっていたときに車との接触事故を起こしてしまいました。私は徒歩で横断歩道を渡っていたのですが、渡っている最中に石につまずいて転びそうになりました。その時にヒールが脱げてしまったので、横断歩道の真ん中らへんでいったん立ち止まりヒールを拾って履こうと少し屈んでいたのです。足元に目線が行っていたので、車がこちらに向かっていることには気づきませんでした。急ブレーキを踏む音が聞こえて、音のする方向を見たら車が直前まで迫っていました。そして咄嗟に頭を守ろうと両手で頭を抱えてうずくまりました。車が急ブレーキをかけてハンドルを切ったので真正面からは追突しなかったのですが、背中に激痛が走り、気づいた時には地面に倒れていたのです。
地面に倒れてから、体感ではすごく長く意識を失っていたように感じたのですが、実際には2~3分意識を失っていて、その時に周りにいた人が協力して私を抱えて安全な場所に移動させてくれました。意識を取り戻した時には10人くらい人が集まっていてその中の何人かがずっと私に声をかけてくれていました。そのおかげですぐに意識を取り戻したのかもしれません。顔と足、そして手にかすり傷があって血が多少にじんでいたのですが、大量に出血したということはありませんでした。しかし、全身がなまりのように重く、自分の意思では思うように動かせずにいました。身体の自由は効かなかったのですが、何とか話せる状態です。私が意識を失っている最中に、周りの方が救急車と警察に連絡をしてくれたみたいで、意識を取り戻してから5分くらいたってから救急車が到着しました。警察も同時のタイミングで到着して、運転手に事情聴取を行って、そのまま現場検証を行ったみたいです。そのとき現場にいなかったので分からなかったのですが、救急車の中で救急隊から説明を受けました。
病院に到着して、すぐにMRIでの検査があったのですが、幸いにも脳には異常がなく、全身打撲という診断でした。全治一か月で数日は仕事も休んだほうが良いと担当医に勧められました。そこで私は職場に連絡をしていなかったことを思い出して、職場に連絡を入れました。無断欠勤や遅刻をしたことがなかったので、上司もおかしいと思っていたみたいです。とりあえず、数日間仕事を休むように今病院で言われたことを伝え、有休が溜まっていたということもあり、とりあえず一週間有休を頂くことにしました。
自由に動けない状態でもありましたから、二日間入院することになり、その間に病室まで警察が来てくださって改めて事情聴取をしました。運転手が警察に伝えた話と、事故を見ていた通行人の証言、そして私が伝えた状況がすべて一致したので特に問題なくそのまま人身事故として処理されて、診断書を警察に提示しました。相手が加入していた保険会社から保険金や治療費が出るのであとは相手と保険会社と話をすすめて手続きを行ってくださいという話をされて、もっと事情聴取に時間がかかると思っていたのですが、予想以上に簡単に終了しました。 運転手が病院までお見舞いに来てくださって、事故を起こしたとき前方不注意で私がヒールが脱げて立ち止まり履こうとしていた様子が直前まで分からなかったみたいです。5メートルくらい手前になったときに横断歩道内に人がいることに気付いて急ブレーキをかけ、そしてハンドルを切ったとのことでした。しかし、不幸中の幸いと言ってよいのか、そのおかげで全身打撲で済んだということもあります。下手したら命にかかわるほど重傷になっていたかもしれません。今回は横断歩道内での出来事だったので、私に過失はないと判断されました。

保険会社とトラブルになったのですが、身内に解決してもらった

怪我の治りが思ったよりも遅くて、一か月が経過しても通院する日々が続いていました。運転手とは特にトラブルがなく、保険会社とは別に個人的にお見舞金という事でお金を受け取ることになりました。最初は断っていたのですが、それでは自分の気が済まないとのことでもありましたので受け取ることにしました。問題は保険会社との治療費の示談についてです。
当初全治一か月でしたので、保険会社としてはこの一か月で治療費を打ち切りたい思いがあったと思います。そして保険会社から後遺障害等級を申請することを勧めてきました。恥ずかしながら、私は保険に関して知識がありませんし、この申請をしたことによって自分にマイナスがあるのかどうかもわかりませんでした。そこで私は自分の兄に相談することにしました。なぜ兄に相談したかというと、弁護士をしているからです。本来、弁護士に依頼するとなると高い費用が付くので躊躇していたのですが、兄に相談したら協力してくれることになりました。これまでの治療費をお支払いするので示談書にサインをするようにも求められたのですが、兄曰く、痛みが残っている状態であれば後遺障害等級も示談書もサインしてはいけないとのことでした。ここにサインすると、それ以降の治療費を打ち切られてしまう事があるとのことです。自分だけで手続きを進めていたらきっとサインしていたことでしょう。危ないところでした。
兄が私の代わりに保険会社との間に入ってくれて交渉した結果、完全に治療が終わって完治するまでは示談書はサインしないこと、そして慰謝料の上乗せの交渉をしてくれて、本来支払われる慰謝料よりも十万円高くなりました。実際、自分で弁護士に依頼するとなるとプラスになった分以上の費用が掛かってしまう事があるので、弁護士に依頼したほうが良いとは一概に言えませんが、今回は身内が弁護士で費用なしで間に入ってくれたこともあり保険会社と交渉することができました。もちろん、弁護士に依頼しなくても知識があり話術があるならば自分で交渉しても良いと思います。
私は事故の影響で結果的に仕事を休まざるを得ない状況になってしまいました。有休扱いになり給料に関しては下がることはありませんでしたが、使わなくても良いタイミングで有休を消化したこともありその分の損害も計上してもらいました。治療費は全部で七万円程度掛かり、慰謝料としては五十万円受け取ることになりました。その後、幸いにも後遺症は全くありません。完全に痛みが取れるまでには二か月程度掛かったのですが、打ち身や痣も残ることはありませんでした。
車にはねられたことは一度もなかったので事故に遭ったことは自分の中でも衝撃だったのですが、すべて保険で対応してもらうことができ、実費で支払わなければならないものは一切なかったのでそこに関しては良かったと思っています。また、運転手の対応にも一切不満はなく、当人同士のトラブルも一切ありませんでした。保険会社との示談の中で多少戸惑ってしまった部分もありましたが、弁護士の兄の力を借りて好条件で手続きを進めることができたのも良かったです。今回の件で、私は保険についても法律についても無知なんだなと改めて知らされた結果になりました。交通事故に遭いたいと思って合うのではなく、予想していなかったタイミングで交通事故は起こってしまうものです。今回、横断歩道でつまずかなければ事故に発展していなかったですし、日頃からもっと意識して注意力を高めておきたいと思いました。傷の治りが遅かったので途中で少し焦ってしまいましたが、最終的には事故前の状況と変わらないまでに完治させることができたので安心しています。

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