交通事故の示談交渉は交通事故専門の弁護士に依頼したほうがベスト!

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歩行者用の横断歩道を渡っていたら、カーブを曲がってきたバイクと衝突

2015年6月上旬のことです。仕事が終わり、会社を出ようとしたとき、天気予報通り、大雨が降っていました。風も強く、横殴りな雨の天候となっていました。夕食の食材を買わなければいけないため、帰り道にあるスーパーにより、5分ほどで買い物を終えた後、自宅に帰ろうとスーパーの目の前の歩行者用横断歩道を渡るため、ボタンを押して信号待ちしていました。びしょ濡れになりながらも、ようやく青に変わったため、渡ると右方向からバイクの音が聞こえたその瞬間、私に衝突してきたのです。聞くところによると、私は10メートル程飛ばされ、意識不明の重体で病院へ搬送されました。歩行者用信号の手前はカーブとなっており、悪天候のため、相手は私に気づかず、信号もろくに見えていなかったようです。
集中治療室に入った私は、11時間に及ぶ手術で意識が戻り、気づいたときには病室にいました。起きた瞬間は、どうしてここにいるのかわかりませんでしたが、すぐに激痛が体に走りました。顔面は裂傷により、傷だらけ、まぶたは切れてしまい、腫上がっていました。右種子骨の骨折と大腿骨骨折、頚椎圧迫骨折、頭蓋骨骨折と診断され、半年程の入院が必要と言われました。頭から落ちた可能性や強打しているかも知れないとのことで、脳波に異常がないか調べたところ、脳は特に異常は認められませんでした。しかし、後遺症が残る可能性もあるため、退院後も暫く通院が必要と言われました。 右脚が完全骨折しているため、副子を使用して骨がしっかりとくっつくまで安静にしているようにと医師に伝えられました。まぶたを縫っているため、目の激痛がひどく、痛み止めを飲んでいたのですが、薬が切れるとすぐに痛みが生じてしまうので、熟睡ができず、精神的にも負担がかなり大きかったです。一層のこと、全身麻酔を掛けてほしいと毎日思っていました。入院中もリハビリや経過処置を行うのですが、移動するだけで足や頭などに痛みが生じ、車椅子に乗るのも5分以上かかっていました。
医者の方の懸命な治療のおかげで約半年後、ようやく退院ができました。まだ副子は外れていないため、松葉杖で帰宅することとなり、会社も事務業務専任として復職することができました。
ただ、今までの生活がスムーズに出来るわけが無く、通院のために遅刻や早退、休暇など多大なるご迷惑を会社に掛けるようになり、申し訳なく感じていましたが、上長や部下の支えがあり、続けることが出来ました。昼食なども私の代わりに買ってきてくださったり、こんな私を雇い続けてくれて感謝しかありませんでした。
退院後、4ヶ月してやっと副子が外れました。足を切って外すため、再度1ヶ月間の入院とリハビリとなりました。起きた後また激痛が走り、また暫くこんな思いをしなければならないと思うと、すごく嫌な気持ちになりました。
私をはねた相手は知りませんが、正直その方に対して憤りを覚えました。私も車を運転するので、悪天候で視界が悪く、見えづらかったとしても、10メートルも飛ばされたのですから、相当なスピードでぶつかってきたのではないかと思います。運転しづらい状況であれば、運転を一時中断して雨宿りするか、私なら運転しても徐行はします。ブレーキ痕が無かったと警察の方に言われたので、完全に大丈夫であろうという過信運転であったと思います。入院中、このようなことしか考えられなかったので、毎日のように相手を恨むようになっていました。
幾度とない通院を終え、骨などは正常に戻りました。スポーツしても問題ないレベルまで回復しました。ただ、顔面の傷は完全に治らないため、傷跡は残ったままで、一生生きていかなければなりません。
毎朝、顔を洗って鏡を見るたびに事故のことを思い出してしまいます。

自動車保険に付帯している弁護士特約を利用して弁護士に依頼しました。

事故が発生してからすぐに、会社側が動いてくれて、通勤災害として処理して頂きました。会社側にはいろいろとご足労をかけました。休業補償や傷病手当金、第3者行為災害の書類の作成など、迅速な対応を行ってくれた上に、長期離脱した私を未だに雇ってくれているのは、ただただ感謝しかありません。
労災については、買い物で寄り道はしたのですが、掛かった時間は約5分で、生活に必要不可欠な行動とみなされ、通勤労災が認められました。また、家内の協力もあり、傷害保険会社への連絡と弁護士に連絡をしてもらいました。自力での示談は困難なのと、相手がごねたり、嘘の供述をしたら困るので、交通事故専門の弁護士を依頼しました。
過去の事故事例を元に調査を進めていくとのことでしたので、3日後に事務所へ訪問することとなりました。初対面ではありますが、落ち着いた雰囲気の事務所で、弁護士の方も事務員の方も丁寧に応対して下さり、この方たちなら任せて安心だなと感じました。事故の状況からして、私に落ち度はなく、完全に相手の負担と見られましたが、万が一ということもあり、スーパーの防犯カメラの映像を確認するとのことで、私も同席しました。私は、信号が完全に青に変わり、渡った瞬間に衝突されているので、私に落ち度が無いことがしっかり確認されました。
弁護士の方は相手の保険会社とやり取りしていたようです。加害者の方の供述は、『カーブ後にすぐ信号があるのが悪い。私のせいではない。』、『しっかり徐行していた』、『相手は青になる前に渡っていた』など、予想通り事実と違った供述や、責任逃れの供述をしていると報告がありました。しかし、相手の保険会社も、決定的な防犯カメラの映像を確認したこともあり、完全に相手の不注意として処理して頂きました。裁判などは行われず、相手はその後危険運転致死傷罪として逮捕されたようです。
通院や手術も全て終わり、リハビリを経て、完全に復職することができました。慰謝料については、労災保険から371万円支給されることとなり、相手の保険会社から慰謝料449万円と買い物代や洋服代など、全て合わせて520万円支給されました。もうひとつ、生命保険に入っており、後遺障害に認定された場合や、事故の影響により、精神的に仕事が出来なくなる状況になった場合、または働くことが通常より著しく困難と判断された場合は、今後生涯必要となる相応な金額が支給されることとなります。今の仕事が好きですし、仕事をせずに家内に迷惑は掛けたくないので、この保険はできれば使いたくありません。
総額として金額的には妥当なのかよくわかりませんが、弁護士の方は要求すればもう少し支給額は増えると言われました。その時は裁判となるため、時間と労力は暫く必要と伝えられました。私はこのことにすごく悩みました。一生残る傷を与えたのだから、それ相応の金額を貰うべきだと思いました。ただ、裁判などは面倒で、早く全てを終わらせたかったので、これ以上の要求はしませんでした。
支給された約1000万円という慰謝料には、不満もなければ満足もしていません。相場がわかりませんから。ただ、言える事は、約1年間の人生を失ったことと顔面の傷は一生消えない、後遺症が発生するかもしれないということが不安で、今でも憤りを感じます。入院・通院していた時間や示談のやり取りで費やした時間があれば、もしかしたら仕事で会社へ貢献し、人事で昇格できたかもしれないとか、いろいろ考えるとこの1年間の時間を返してほしいと思いました。
あの時、買い物をしなければとか、雨宿りしてから帰ればよかったなど、後になって後悔しています。これからの人生もそう感じながら生きていかなければならないと思うと辛いです。

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